Amazon、楽天における宅配会社利用率(2018年4月 vs 2019年4月)
ウケトルは、再配達問題を解決することをミッションにしています。
その目的の一環で、今回、ウケトルアプリに、新機能「デリバリプロバイダの貨物追跡」をリリースするにあたり、宅配クライシス前後での宅配会社利用率の分析をしました。(2018/05/28)
※個人を特定する分析は、一切行っておりません
1.アマゾンと楽天の宅配会社利用率の変化
アマゾンおよび楽天が、どの宅配会社を利用しているのかを、宅配クライシス前後での変化を調べました。
2017年4月と2018年4月の変化がこちらになります。
注1)日本郵便は、ゆうパケット(ポスト投函型)も含みます。
注2)Unknownは、デリバリープロバイダのことを指します。
2.分析
- 宅配クライシスの前後で、アマゾンはヤマト運輸の利用を減らした一方、デリバリープロバイダの利用を大きく増やした
- アマゾンは、日本郵便の利用を大きく増やしたと思われていたが、それほど大きく増えていない
- 楽天のテナント含む宅配会社の利用においても、ヤマト運輸の利用が大きく減った一方、日本郵便の利用が大きく増えた
- 今回のヤマトショックへの対応は、アマゾンはデリバリープロバイダ、楽天は日本郵便を使うことで切り抜けたと見ることができる
今後とも、ウケトルは再配達問題を解決するため、引き続き、データ分析をしてまいります。有益な分析により、ECショップさまおよび宅配事業者さまのパートナーシップによる協業が進み、宅配問題が解消することを願っております。
※個人を特定する分析は、一切行いません
※データの利用は、出典を書いていただければ、問題ございません
※取材は、戦略物流専門家の角井亮一にお問い合わせください